こんなふうに英語を学んできた:リーディング編
多読のススメ
大人になってから、限られた時間の中で英語力を磨く。
今はスマホアプリやウェブサービスを使って効率的に学習する方法が沢山あります。
そういった新しい学習方法もいろいろ試していますが、ここで過去の自分を振り返ってみて、一番伸びたなと思った学習法、「多読」について記録しておきたいと思います。
時間がないのに時間がかかるリーディングは回り道のように思われますが、他の学習方法と組み合わせながらもリーディングの絶対量を維持することが結果的に一番力を伸ばすのではないかと考えています。
まず最初に何を読むか
多読、というからにはある程度のスピード感を持って文章を読む必要があります。
辞書を使わなければ1ページ読むのも大変…というのでは沢山読むのは大変です。
自分のレベルにあった文章(本、雑誌、新聞…)を選ぶことが重要です。
ところどころわからない単語やフレーズがあったとしても、辞書なしで大意はわかる、くらいの難易度の文章がいいでしょう。
映画のノベライズ本が最初の課題としてオススメ
まとまった量の文章を読むのですから、内容に興味が持てないとなかなか続きません。
私は映画が好きなのですが、オススメは自分の好きな映画のノベライズ本を読むことです。
映画の原作本でもいいのですが、小説→映画の順番で作られたものは、小説版には映画の枠には収まらなかったエピソードがでてきたり、脚色の段階で設定が変わってしまって映画のイメージが役に立たなかったりすることがあります。
その点、映画→小説の順番で作られた本は、基本的に映画に沿って作られているので映像で見たものを文章で追体験することになります。
知っている単語は映像の記憶との相乗効果でさらに鮮やかなイメージとして記憶され、知らない単語も映画のシーンを思い出せばなんとなく想像できるものです。
英語で一冊本を読もう、と思って何度も挫折した私が、最初に読み通せた本は「いまを生きる」のノベライズ版でした。
平易な英語で書いてありますし、ページ数も手ごろな感じです。
Dead Poets Society by N. H. Kleinbum
何と言ってもロビン・ウィリアムス主演の映画が大好きだったのが読み通すことができたいちばんの理由だと思います。
とりあえず一冊読み通して調子に乗った私が次に挑戦したのが、小説→映画となっているもの、すなわち映画の原作小説です。
これについてはまた次の機会に振り返りたいと思います。