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Sycamore Row読みました

Sycamore Row
A JAKE BRIGANCE NOVEL
By John Grisham

 

A Time to Kill  (1989年、「評決のとき」)の続編として2013年に刊行された小説。

物語はA Time to Killから3年後、ミシシッピ州Clantonで大富豪Seth Hubbardが、首吊り自殺をする。Sethは末期の肺がんを患っており、与妙わずかと宣告されていた。死の直前、彼は手書きの遺言書を作成し、それが彼の死の翌日にJake Briganceに郵送される。遺言書には、Jakeを代理人に指名すること、遺産を子ども達や孫達には残さないこと、90%を黒人の家政婦Lettieに残すことが記されていた(残りは教会と行方不明の弟に5%ずつ)。当然のごとく彼の子供達との間で訴訟となって・・・というお話。

最初の数章だけ読んで、その後放置、長らく積読Kindleだけど)になっていたけど最近の英語読みたい熱上昇の勢いに乗じて改めて最初から読んでみた。

評決のとき」の映画が大好きだったので、Jake、Lucien、Harry-Rexらおなじみの面々の再登場は嬉しい。当時のキャストで頭の中で彼らが動き出して物語を進めてくれる。

Grishamの小説も20年くらい前は出る度に読んでたのだけど(The Street Lawyerくらいまでか?)、気づいたら随分長い間ご無沙汰でした。

彼の小説、映画のおかげでAlly McBeal、The Practice、Suitsといった法廷ドラマに興味を持った・・・という経緯もあるので思い入れが深い作家であり登場人物達であります。

さらなる続編も出たようなのでいつか読むことに、まずは他の積読を片付けようか。